【創業前後の方必見!】創業を決めたらぜひ使いたい制度とその流れ
創業を決めた!創業したばかり!の皆さま、創業前後は、業務の準備に始まり、口座開設や開業届、名刺・HP作成で精いっぱい。知識もない中だけど、まずはがむしゃらにやるぞーーー!!とにかく名刺配って営業するぞーーー!!なんて状態になっていませんか?
創業とは、会社として、経営することです。個人事業主やフリーランスだから、大丈夫!と高を括らず、最初に事業リスクや資金計画を考えておくことが、3年後の経営に大きく影響します。黒字だがら倒産しない?そんなことはありません!ヒヤッとした方は3分で読めますので、参考にしてみて下さい!
法人格について
まず創業すると決めたら、「法人or個人事業主」をどうするか、決める必要があります。税金や収入面で考える方は多いですが、信用が重視される業界や業種によっては法人格がないと出来ない(許可が出ない、仕事がもらえない)等、単純に資金面だけでなく、事業の方向性に応じて検討されることをおススメします。
法人化を決めた場合は、「株式会社 or 合同会社」を迷っているという相談を良く聞きます。会社をどこまで大きくして、売却する可能性があるかにもよるでしょう、また、最近は合同会社も一般化しているので、絶対株式会社!ということもなくなってきています。小さく始めたいか、大きくして人に譲渡することも考えるのか、ぜひ一度、検討してみて下さい。
開業資金について
開業資金、には、賃料、仕入費用、光熱費、人件費といった運転資金に関わるものと、機材や登録料などの開業費があります。運転資金について甘い算出だと、どこかでキャッシュフローが滞ります。しっかりと資金計画を立てましょう。資金計画の立て方は各地域の自治体、商工会議所等で「特定創業支援事業」が実施されていますので、そちらに参加して学ぶのをおススメします。この創業支援を受けると、日本政策金融公庫の融資のメリットや、小規模事業者持続化補助金のメリットを受けることができるので、一石二鳥です!
創業時が一番融資を受けやすいです。開業後数年経つと、実績が出ますので、資金繰りが悪くなってから融資を借りることは難しいです。使わなくても返せばよく、返すと実績になるのが融資ですので、お金回りが心配な方は一度検討してみてください。
なお、あまり融資を受けたくない方でも、事業計画は必須です。開業前にしっかりと資金計画を立て、利益はどのくらいで出るのか、キャッシュフローはどうなるか、試算しておきましょう。
契約書その他、定型事務について
意外とおろそかになるのがこの辺りかと思います。請求書はあるけど、契約を巻いていなくてトラブルになった、委任状、発注書、見積書、検収書、この辺りはなくても業務が進みますが、あるとトラブルが少ないです。自分の会社を守るのも経営者となる皆さまの大事な仕事です。創業してしまうと手が回らなくなる経営者さんも多いので、出来るだけ早い時期に準備しましょう。分からない場合は弁護士など専門家に相談することをおススメします!
【まとめ】補助金や創業支援を積極的に活用しましょう!
創業時の資金面を助けてくれるのが融資と事業計画、そして各種補助金です!!
創業支援を受ける⇒融資を受ける⇒小規模事業者持続化補助金を受けるという流れが出来ると、資金を確保しながら、事業を拡大できるので、ぜひ積極的に活用しましょう。また、各地域における自治体が実施する、創業支援事業も賃料が払われたり、独自のメリットを実施していることがあります。上手く活用し、一番資金が大変な創業時を乗り切りたいですね!
当オフィスでは、創業支援に関する融資の問合せ、各種補助金申請をお受けしております。
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(専門外の場合は信頼できる専門の弁護士、行政書士をご紹介します。)